茶位幸信さんの手工品クラシックギターです。表板は松、側板、裏板はローズウッドのいずれも単板です。1973年に三木楽器で新品を購入し、1年ほど使用、それ以降大事に保管してきました。経年による木材の割れ、塗装のひび割れも、目視では見当たりません。表板のキズは、画像にある米粒より小さいキズが一番大きなもので、あと光にかざさなければ分からない程度の演奏時についた爪の跡等が何箇所か見えます。(比較の為、米粒と爪楊枝を置いてます)側板は、塗装の微細なスレがある程度です。裏板は特に目立つキズはありません。一番大きなキズは、ネック裏にある当て傷ですが、普段親指が当たらない部分であることと、当たっても引っかかることがない、ごく浅いものですので、演奏には影響はありませんでした。私が確認をしたところ、特にビビる部分も無く、音質的には問題が認められませんでした。ネックは、微細な順反りはありますが、1フレットと最終フレットを押さえた場合、7フレットでは隙間が認められませんでしたので、良好だと判断します。12フレットでの弦高は、1弦、6弦とも3.5mmですので、非常に弾きやすいです。フレットの減りは個人的には感じられません。絃長　647mmナット幅　51mm古いハードケース付き年代の割には美品のギターだと思いますが、あくまで主観による部分や、神経質な方なら気になるキズ等が無いとは言えません。あくまで中古品であることを認識のうえ、ご購入願います。